category: 母乳について専門知識
DATE : 2007/03/09 (Fri)
DATE : 2007/03/09 (Fri)
新生児には自然に吸啜反射(きゅうてつはんしゃ、唇に触れたものにしゃぶりつく反射)が見られるが、乳房の乳首から母乳を吸うには哺乳瓶から吸う場 合よりも学習が必要である。時として乳房から母乳を飲むことを嫌がる新生児がいる。授乳をうまく確立させるには、生まれたらすぐ乳房を吸わせ、乳房を吸う のに慣らしてしまうことが大事である(The AAP policy on breastfeeding 参照。引用部分訳出せず)。
おっぱい嫌い Breast refusal の原因:
- 人工栄養 - 母親の教育が不十分な場合時々起る。
- 乳首状のおしゃぶり - 「乳首間違い」"nipple confusion" を来すことがある。
- 授乳のテクニック不足。
- 出生後弄られ過ぎた場合。
- 新生児の唇にカンジダ症がある場合。
- 授乳中の妨害、中断。
- 母親から長時間引き離された場合。
- 風邪でもしばしば授乳が困難になる。
- 嚥下困難、耳や咽の炎症による痛みなどで。
- 外科的疼痛(割礼、血液検査、ワクチン接種、など無麻酔で行われるもの。)。
子供が成長し、歯が生えてくると授乳に困難を来すようになる。断乳のチャンスでもあるが、なんとか授乳を続けることもできる。
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